構造物維持保全技術協会 第七回定例会 会議のご報告
開催⽇:2026年(令和8年)3月27日(金)16:30~17:00 スギテック本社 1F会議室
会議概要
2026年1〜3月の活動報告では、神戸市でのドローン外壁点検研修やBELCA主催の実演会の成果、東京都の販路支援事業に「スマートシリーズ」が採択されたことが共有されました。
2026年度の基本方針として「デジタル技術による業務効率化と脱炭素化」を掲げ、以下の3本柱を重点活動とします。
□デジタル化推進: Smart ST等のPRと6つの比較軸によるメリット訴求
□人材不足解決: デジタル技術セミナーの開催と導入支援
□脱炭素化: カーボンニュートラル宣言に向けた実態把握と策定準備
また、本年4〜5月を目途に一般社団法人化を完了させる見通しが示されました。
1. 2026年1〜3月 活動報告
行政・団体連携の推進
・神戸市「ドローン・赤外線」外壁点検研修会(2/16):
株式会社ミラテクドローン様と共同で、神戸市の関連部署職員や施設管理者約60名を対象に実施されました。
午前・午後の計5時間にわたる充実したプログラムで、赤外線ガイドラインに基づく活用方法、解析知識、報告書の精査基準のレクチャーから実際の操作体験までが行われました。
・BELCA主催ドローン実演会(3/13):
ロングライフビル推進協会(BELCA)様主催のもと、スギテック研修棟で開催されました。2時間という凝縮された時間の中で、市場動向や法規制、赤外線調査の事例紹介、ラインドローンの実演などが行われました。参加者からは「展示会では聞けない深い話が聞けた」「導入事例が分かりやすかった」と高い評価を得ています。
組織拡大と事業採択
・新規会員: 26年4月より、株式会社太平洋コンサルタント様が新たにご入会されます。
・東京都「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」への採択:
当初は「スマートタイルセイバー」単体で申請していましたが、公社側の提案により、スマートクラックチェッカーや赤外線調査等を含めた「スマートシリーズ」として包括的に採択されました。これにより、専門家によるマーケティング戦略策定やビジネスマッチングなどの強力な販路拡大支援を受けられる体制が整いました。
2. 2026年度 基本活動方針(3本の柱)
日本の社会インフラ老朽化や災害への脆弱性に対し、デジタル技術を用いた早期発見・適切な修繕でインフラの寿命を延ばすことを目的とした方針が示されました。
2-1. 点検・修繕、改修管理技術のデジタル化推進
導入検討企業に対し、以下の「6つの比較軸(POINT)」を用いて「Smart ST」等の導入メリットを強力に訴求します。
・経済性: 報告書作成費用の比較
・安全性: 現地調査時の道具数の削減
・品 質: 報告書のクオリティ向上
・属人性: ヒューマンエラーの防止
・効 率: 提出期間の短縮
・生産性: 作成までの歩掛比較
2-2. 人材不足問題への対応
・デジタル技術セミナー: SmartST、STS、SCC等の技術を学ぶ場を提供し、アナログからデジタルへの移行を支援します。
・導入支援: ドローンや赤外線調査の活用を検討している企業に対し、現場目線での知識レクチャーや準備支援を行います。
2-3. 脱炭素化(カーボンニュートラル)の推進
今年度を準備期間とし、以下の取り組みを通じて「カーボンニュートラル宣言」の策定を目指します。
・実態把握: デジタル化による紙の削減効果(ペーパーレス)の具体的測定
・情報収集: 他業界・他団体における先行事例の調査
・目標設定: 協会として実現可能な目標値の検討
次回定例会
次回定例会議開催⽇:2026年6月5日(金)16:30〜 開催予定