構造物維持保全技術協会 第四回定例会 会議のご報告
開催日: 2025年9月26日 16:30~
開催形式: オンライン
参加者: 梅田会長、杉山副会長、ミラテクドローン社、ビルド社、ハイワークス社、KEYTEC社、橋本(進行役)、新田(議事)、西澤
会議概要
第四回目の本会議は、2025年8月8日~9月26日の活動報告を橋本事務局から報告が行われました。
新規事業・成果報告
会員動向:太平洋テクノ・太平洋コンサルタントの入会が予定され、10月にはST-Aの説明会を実施予定。
受賞:スマートタイルセイバーが「第27回自動認識システム大賞」と「第8回エコプロアワード」を受賞しました。現在「第13回プラチナ大賞」の最終審査中です(11月5日結果発表)。
研究開発:東京理科大学との共同研究による打診音の浮き解析が完了し、今後はこの音を活用したシステムの具体化フェーズへ移行します。
対外活動実績と今後の展開
自治体アプローチ:インフラ維持管理技術の啓発のため「無料相談会」を実施中。約500件の案内に対し、神戸市(10/2開催予定)などから具体的な反応がありました。今後はオンライン形式なども検討し、アプローチ手法も改善を進めていきます。
展示会・セミナー:11/25・26に「建設RXコンソーシアムExhibition2025」へ出展し、各種スマート技術やSPIRADERを紹介します。また、10/3にJADAのオンラインセミナー、10/14に東京海洋大学でドローン調査に関するプレゼンを実施予定です。
活動報告
新規会員のご報告
入会予定:太平洋テクノ・太平洋コンサルタント
10月に太平洋コンサル様へST-Aの説明会を予定
自治体へのアプローチ活動
自治体におけるインフラ維持管理業務に対して、最新の調査技術や解析システムの有効性を広く知っていただくため、課題相談や協会保有技術の紹介・デモを行う「無料相談会」を実施する。
【活動の結果・進捗】
・神戸市建築住宅局保全課
相談会開催についてご返答をいただき、10月2日(木)14:00に開催予定。
他、摂津市都市計画課、羽曳野市生涯学習スポーツ課、福井県敦賀市まちづくり観光部等、ご返答をいただきました。

海洋大学でのプレゼンについて
・10月14日(火)15:30~ 東京海洋大学品川キャンパスにて実施。
[予定参加者] 文科省、東京海洋大学、一橋大学、東京科学大学、東京外国語大学
[参加未確定] 東京都立大学、御茶ノ水女子大学、電気通信大学、東京学芸大、東京芸術大学、東京大学、東京農工大学
[内 容]
・屋外でのドローン調査方法等の説明
・室内にて調査報告書を用いた説明会
展示会への出展「RXコンソーシアムExhibition2025」
11月25日(火)26日(水)に品川インターシティーホールにて開催予定の「建設RXコンソーシアムExhibition2025」への出展が決定。スマートST・スマートタイルセイバー・スマートクラックチェッカー及び、SPIRADER、当協会をご紹介していく予定。
RXコンソーシアム:https://rxconso-com.dw365-ssl.jp

□スケジュール
25日(火)13:00~16:00:展示会、17:00~懇親会
26日(水)10:00~17:00:展示会
スマートタイルセイバーの受賞について
現在、竹中工務店様の方でスマートタイルセイバーの表彰制度への応募活動が積極的におこなわれており、その結果、現在以下の賞を受賞されています。
・第27回自動認識システム大賞 https://www.jaisa.or.jp/award_history.php
自動認識システム大賞とは:一般社団法人日本自動認識システム協会(JAISA)が主催する表彰制度。自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発を目的として、先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連の技術やシステムを同協会が表彰するものです。

・第8回エコプロアワード https://sumpo.or.jp/seminar/awards/8th_eco-pro_award_results.html
エコプロアワードは、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実現に寄与する取り組みを表彰する制度です。2050年カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、DX、ESGなど社会変化に対応し、環境配慮を含むサステナブルデザイン(製品・サービス・技術・ビジネスモデル等)を評価・表彰することで、その開発・普及を促進することを目的としています。


・第13回プラチナ大賞(最終審査中)https://platinum-network.jp/activity-platina/
「プラチナ大賞」は、イノベーションや独自の方策で社会・地域課題を解決し、「プラチナ社会」を体現する自治体や企業の取り組みを表彰する制度です。2013年から毎年開催され、優れた事例をモデルとして広く発信し、社会全体での理解と実践を促進することを目的としています。(プラチナ社会:高齢化・環境・エネルギー・地域活性化などの課題を解決しつつ、持続可能で豊かに暮らせる社会のこと) 現在最終審査に進出し、10月にプレゼン、最終結果・表彰式は2025年11月5日(水)に行われる予定。

会長コメント
梅田会長より、第4回会合への感謝と共に、半年間の活動について以下の報告がありました。
1. 会員募集アプローチの具体化
現状課題
半年間の活動を通じ、会員増加に向けた募集方法の具体化が必要。
会長指示
事務局を中心に、スタッフを含めた検討を進める。
今後の方向性
- 会員からの意見収集を強化し、メリットのあるアプローチを明確化。
- 「入会して活動する」という流れを具体化。
- 協会の活動内容を簡潔に伝えられる仕組みを検討。
2. 自治体へのアプローチ改善
現状報告
メールによるアプローチの結果、神戸市との面談(10月2日)につながり一定の成果あり。
改善策(イベント形式の検討)
- 近畿地方整備局 研究会発表
参加またはオンライン配信により広報効果を高める。
- 発表会・講演会の開催
オブザーバー招待や顧問(大久保教授・助教授)によるテーマ講演会を企画。
オンライン配信も選択肢。
- スパイレーダー体験会
機材を活用した体験会を開催し、自治体・管理会社へのアプローチを強化。
上記の具体化・改善策に関しては、会員一同の協力をお願いしたい旨で締めくくられた。
今後の予定
・年内2回の無料相談会開催
10月の神戸市への相談会の実施。
・展示会出展検討
建設RXコンソーシアム Exhibition 2025(東京、11月25~26日)
次回定例にて結果のご報告
・会員募集活動強化
診断技術に関心を持つ企業をターゲットに展開。
次回定例会
2025年11月28日(金)16:30~(予)