構造物維持保全技術協会 第三回定例会 会議のご報告

開催日: 2025年8月8日 15:00~
開催形式: オンライン
参加者: 梅田会長、杉山副会長、ミラテクドローン社、ビルド社、ハイワークス社、橋本(進行役)、新田(議事)、西澤

会議概要

2025年6月6日~8月7日にかけての活動について、事務局・役員より報告がありました。
この期間、当協会はインフラ維持管理に関する技術の普及新規会員の拡大に注力しました。

新規会員のご紹介

新たに以下2社を迎えました。

・株式会社ビックスマイル(6月16日)
・株式会社三紘(7月18日)※スマートSTご契約より参画

普及・PR活動

・自治体向け無料相談会の開催計画
 課題相談や技術デモを通じ、調査技術・解析システムの有効性を広くPR

・管理会社へのアプローチ強化(8~9月)
 民間企業への展開方法を模索。

・展示会出展の検討(12月東京開催を視野)

技術勉強会・セミナー

・竹中工務店向け勉強会(予定)
 スマートST、スマートタイルセイバー、カベログをパッケージとして紹介予定。

・NTTグループ向けセミナー(実施済)
 外壁赤外線ドローン調査をテーマに開催(参加者20名)。

技術開発・実証実験

ラインドローン実装テスト
 高層オフィスビルで調査を実施し、治具や運用方法の改善点を確認。

京理科大学との共同研究開始
 李助教授と連携し、外壁タイル剥離検出の自動化システム開発に向けてデータ収集。

スマートタイルセイバー新バージョン開発着手
 ※機密事項のためこの場では非公開

会長コメント

梅田会長からは、今年3月の発足以来、協会はまだ試行錯誤の段階にあるものの、今後は活動を振り返りながら方向性を明確にしていきたいとのお話がありました。あわせて、新しく導入した「スパイレーダー」を会員の皆さまに積極的に活用いただきたいとの期待も寄せられました。

また、スマートSTやスマートタイルセイバーの開発を進め、会員がより参加しやすい環境づくりを目指していく方針も示されました。展示会出展については、費用対効果を重視しつつ、8月末の展示会で情報収集を行い、少人数・限られた予算でも効果的な方法を探っていく予定です。将来的な出展に際しては、会員の皆さまにご協力をお願いする可能性があることも触れられました。

最後に、会員の知恵を活かしながら新しい人材も巻き込み、協会の目標達成と会員の業務改善につながる活動を進めていくと結ばれました。

今後の予定

・年内2回の無料相談会開催(京都を中心に実施予定)

・展示会出展検討
 建設DX展(東京、12月10~12日)
 建設RXコンソーシアム Exhibition 2025(東京、11月25~26日)

・会員募集活動強化
 診断技術に関心を持つ企業をターゲットに展開。

次回定例会

2025年9月26日(金)16:30~